飛んでいっちゃいたい
今回は自分の中でも不可思議な離人感についてのお話。
改めて考えたらこれも関係してるのかなと思ったのは、小学6年生の修学旅行の時。
石畳みの緩やかな坂道をひたすら歩いていた時に、どのくらいの時間か謎だけど意識が遠くなった。目の前を歩いていた友達が転んで泣いたというのを後から聞いたけど、まったく覚えがなかった。
これは離人というか疲れていただけかもしれないけど、なんか症状が似てる。
はじめて自覚したのは中学2年生頃の部活時。
合唱部だったのでいつものように歌っていたんだけど、歌いながら突然「今何してるんだ?どこにいる?僕はいるのか?」みたいな感覚に陥った。頭の中はパニックなんだけど、外から見たらちゃんと歌ってるという状態。
そこから時々体や心が疲れた時に発動するようになった。
仕事中、歩いている時、ご飯を食べている時、場面は様々だけど、何かに意識を集中している時はならないかも。
僕はこの症状を「意識が飛ぶ」と呼んでる。
表現としては1番近い気がするから。
意識が飛んでると思ったら、手をつねったり、友達にここにいるか聞いたりした。
自分の影を見ると、あ、いるなぁと確認できた。
見え感としては、景色が絵のような舞台装置のような、立体感がなく平らな感じ。
生き生きとしていない。
夢の中というのもしっくりくる。
自分の存在も世界もぶっ飛んでしまう。
それって、思ってる以上に怖くて不安になるよ。
なんでこうなったかはわかんないけど、考えたり空想ばかりして現実から逃げてたツケかな?
病院に行ったこともあったけど、抗不安剤もらって終わった。
まぁ気長に付き合っていこう。
これも個性だと。